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今回紹介する内容は、相次いでいるモバイルバッテリーの発火と対策についてです!
この記事で『モバイルバッテリー』の発火対策に関して、以下の内容をご説明します。
- そもそもなぜ発火するのか?
- 夏が危険な理由とは?
- ゲーマーが気をつけたいモバイルバッテリー発火対策
など、
暑い夏を乗り切るためにモバイルバッテリーをより安全に使いたい方向けの内容です!
目次
ゲーム中に“爆発音”…そんな話が他人事じゃなくなる前に
最近、スマホを充電しながらゲームをしていたら、バッテリーが異様に熱くなって焦った!そんな経験はありませんか?
猛暑が続く夏場は、ただでさえ熱を持ちやすいモバイルバッテリーが、過熱・発火・爆発といった事故につながる危険性をはらんでいます。
ゲームに夢中になっていると、つい熱に気づかずにそのまま使い続けてしまうことも…。ですが「ちょっと熱いかも」が、「ボンッ!」に変わるまで、案外時間はかかりません。
この記事では、モバイルゲーマー目線での発火事故の原因や、いますぐできる対策、そして安心して使えるバッテリーの選び方までをわかりやすく紹介します。
【一時騒然】JR水戸駅構内でモバイルバッテリーが発火 「みどりの窓口」も白煙が充満https://t.co/8a4Hz6XieD
24日午後4時半ごろ、JR水戸駅の職員から「事務室で火災。モバイルバッテリーが出火」と通報があった。みどりの窓口の裏側の事務所内で出火したといい、けが人はいなかった。 pic.twitter.com/dlVNXQqjKw
— ライブドアニュース (@livedoornews) July 24, 2025
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そもそもなぜ発火するのか?モバイルバッテリーの仕組みと事故の原因
モバイルバッテリーが発火・爆発するニュースはよく見かけますが、なぜそんなことが起きるのでしょうか?
まずは、モバイルバッテリーの基本的な仕組みと、事故の原因について知っておきましょう。
多くのモバイルバッテリーには「リチウムイオン電池」が使われています。この電池は高性能で繰り返し充電できる一方で、衝撃や高温、過充電などに弱いという性質があります。
特に以下のような状況が重なると、内部でショートや化学反応が暴走し、発熱→発煙→発火と進行してしまうことがあります。
- 長時間コンセントに挿しっぱなし、バッテリー残量0のまま放置などが該当します。
- 猛暑の屋外や車内、通気の悪いバッグの中などでは危険度が跳ね上がります。
- 落下や圧迫で内部が損傷すると、絶縁が破れてショートする可能性があります。
- 安全基準を満たしていないバッテリーは、そもそも内部保護機能がなかったりします。
ゲーム中はどうしても長時間の使用や充電しながらのプレイが多くなりがちです。これらは発火リスクを高める典型的な使い方なので、「知らなかった」では済まされない場面もあるのです。
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夏が危険な理由とは?猛暑×ゲームで発火リスクが高まる条件

気温が高くなる夏は、モバイルバッテリーにとって最も過酷な季節です。特に屋外や車内で使用することの多いモバイルゲーマーにとって、熱による発火リスクは無視できない問題です。
モバイルバッテリーの多くには「リチウムイオン電池」が使われています。これは高性能な反面、高温に非常に弱い性質を持っており、一定の温度を超えると内部で化学反応が暴走し、発熱→発煙→発火へとつながる危険があります。
さらに、ゲームをしているときは以下のような条件が重なりやすく、事故リスクが一気に高まります。「夏休みにゲーム=楽しい」ですが、「夏にバッテリー=危ない」もまた事実です。
ゲームを存分に楽しむためにも、環境とバッテリーの状態をしっかりチェックする意識が大切です。
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ゲーマーが気をつけたいモバイルバッテリー発火対策7選

事故のニュースを見て「自分も気をつけなきゃ」と思っても、具体的に何をすればいいのかわからない人も多いかもしれません。
ここでは、ゲーマーが特に注意したいモバイルバッテリーの発火対策を7つに絞ってご紹介します。
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直射日光を避ける
夏場の屋外や窓際は危険ゾーン。バッテリーは想像以上に熱を持ちやすくなります。 -
充電しながら長時間プレイしない
プレイ中の発熱に、充電による発熱が加わると一気に温度が上昇。小休止を挟みましょう。 -
PSEマーク付きの製品を選ぶ
日本国内での安全基準を満たした証。安価なノーブランド製品は避けた方が無難です。 -
発熱を感じたら即中断
少しでも「いつもより熱い」と感じたら、すぐにケーブルを抜いてプレイをやめましょう。 -
車内放置は絶対NG
炎天下の車内は70℃を超えることも。たとえ短時間でも置きっぱなしは危険です。 -
膨らんできたらすぐ廃棄
バッテリーが膨張してきたら内部が不安定な状態。使用は即中止、処分を検討しましょう。 -
長年使ったバッテリーは寿命をチェック
一般的に充電回数500回前後が限界。持ちが悪くなったら買い替え時です。
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安全第一!ゲーマーにおすすめのモバイルバッテリー3選【2025年夏版】
どれだけ気をつけて使っていても、そもそもバッテリー自体が粗悪品だったら意味がありません。
そこでここでは、PSEマーク取得済み・安全設計・ゲーマー向け性能を兼ね備えた、おすすめモバイルバッテリーを3つご紹介します。
Anker PowerCore 10000(第3世代)
- PSEマーク取得済み、安全性・信頼性は抜群
- わずか約180gの超軽量設計で、携帯性も◎
- スマホゲーム1回分のフル充電には十分な10,000mAh
- Anker独自の多重保護システムで発熱・過電流を防止
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CIO SMARTCOBY Pro 30W(10,000mAh)
- 急速充電(PD対応)&耐熱設計の日本ブランド
- PSE認証済み、発熱・過充電防止機能付き
- 最大30W出力でSwitchやSteam Deckにも対応
- 表面に温度センサー内蔵、ゲーム中も安心して使える
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baseus nomos qi2 45w 10000mah
- Qi2認証によるMagSafe互換のワイヤレス充電対応(最大15 W)と、USB‑Cケーブル内蔵の45 W急速充電機能
- 洗練された設計で持ち運びやすく、ゲーム機器や複数スマホの充電にも◎
- 日本のPSEを始め、各国で認証取得済(FCCなど)で安全性を担保
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もしものときのために備えておきたい防火グッズ
普段持ち歩くバッグや充電エリアに、ちょっとした防災グッズを常備するだけで安心感が格段に違います。
特にモバイルバッテリーを持ち歩くゲーマーには、いざというとき役立つアイテムを揃えておくことが大切です。
また、外出先でバッテリーが発熱したり、予想外の発火事故が起きた場合に備えて、小型で扱いやすい防火アイテムを持っておくことで初期対応が可能になります。
最強防炎 ! LiPo Guard リポバッテリー セーフティーバッグ
もし内部で異常が起きても、火炎や延焼を抑える構造で安全に持ち運び・保管できます。
Amazonで販売されており、モバイルバッテリーの収納ケースとして普段から入れておけば安心です。
発火してしまったら?初期対応と絶対にやってはいけないこと
安全な製品を使っていて、どれだけ注意していても、電子機器に「100%安全」はありません。
万が一、モバイルバッテリーが発煙・発熱・発火してしまった場合、正しい対応を知っておくことが自分と周囲を守るカギになります。
以下に、もしものときの初期対応と、絶対にやってはいけないNG行動をまとめました。
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すぐに電源ケーブルや接続中の端末を外す
※ただしバッテリーが異常発熱している場合は、やけど防止のためタオル越しや絶縁手袋の使用を推奨。 -
本体に触れず、可能であれば耐火バッグや金属トレイに移す
そのまま床や机に置きっぱなしにすると延焼リスクが高まります。 -
火が出ている場合は、粉末系またはCO₂の消火器で消火
水はNG! リチウムイオン電池に水をかけると逆に爆発する可能性があります。 -
煙が出ているときは換気をし、速やかにその場から離れる
有毒ガスが発生する可能性があるため、安全な距離を確保しましょう。
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焦って水をかける(→危険!)
リチウムは水と反応し、激しく燃焼・爆発する恐れがあります。 -
バッテリーを布で覆って放置する
熱がこもって延焼しやすくなり、消火の妨げにもなります。 -
素手で触る、蹴飛ばす、踏むなど物理的に刺激する
内部破損が進み、爆発リスクがさらに高まります。 -
火が消えたからといって再利用する
発火したバッテリーは完全に廃棄すべきです。再使用は絶対にやめましょう。
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モバイルバッテリーとの付き合い方を見直そう
モバイルバッテリーは、現代のゲーマーにとって欠かせない存在です。ですがその一方で、使い方を誤れば、発火・爆発といった深刻な事故を招くリスクがあることも忘れてはいけません。
特に夏場は、ちょっとした油断がトラブルにつながる季節。直射日光の下での使用、充電しながらの長時間プレイ、そして粗悪品の使用──これらはすべて、リスクを高める要因です。
楽しいゲーム時間を、「不意のトラブルで台無しにしないため」にも、安全への意識を忘れずに!
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