【TGS2025】『南極計画』試遊レビュー 南極を舞台にした過酷で幻想的なサバイバル体験

【TGS2025】『南極計画』試遊レビュー 南極を舞台にした過酷で幻想的なサバイバル体験

ぽよよのれびゅーろぐにようこそ!

あのPARCOが「PARCO GAMES」としてゲーム出版事業に参入し、パブリッシャーとして発表した注目作が『南極計画』です。

TGS2025ではPARCO GAMESとして初の出展ブースを構え、多くの来場者の注目を集めていました。今回はその中で話題作『南極計画』を実際にプレイしてきました!

この記事で『南極計画』に関して、以下の内容をご説明します。

  • 過酷な南極を舞台に選択と運命を紡ぐ旅
  • 序盤ストーリーと世界観の魅力
  • 『南極計画』の序盤をプレイして感じたこと

など、

過酷な南極を舞台にしたサバイバルアドベンチャー『南極計画』が、どんな雰囲気でどんな体験なのか、試遊プレイを通して感じた魅力をレビューしていきます!

過酷な南極を舞台に選択と運命を紡ぐ旅

過酷な南極を舞台に選択と運命を紡ぐ旅
『南極計画』は、RexLabo開発、PARCO GAMESがパブリッシャーとして手がける期待作です。

この作品は、過酷な自然環境下のサバイバル要素と、選択によって物語が変化するアドベンチャー要素を融合させたタイトルです。

舞台は、未来──人類が滅びに近づいた地球。南極から不思議な信号が放たれ、一人の子どもがその希望を託されて南極へ向かいます。

プレイヤーは、道中で極寒・吹雪・環境汚染・ウイルス汚染などさまざまな脅威に直面しながら、資源を集め、装備をクラフトし、探索・サバイバルを続けます。

南極を歩くルート選びや、限られたリソース管理もこのゲームの鍵になる要素です。

ぽよよ
ただ生き延びるだけではなく、「自分の選択で未来が変わる」という要素があるのがワクワクします!

序盤ストーリーと世界観の魅力

序盤ストーリーと世界観の魅力
舞台は西暦2900年代の地球。世界は高い致死率のウイルスや食料難、異常気象により荒廃し、人々は住む場所さえ失っていました。そんな極限状態の中で、突如として南極から謎のシグナルが発信されます。

そのシグナルは豊富な資源の存在を示唆するもので、人類にとって最後の希望の光でした。

プレイヤーは主人公となる子どもを操作し、過酷な環境汚染が進む南極大陸へと向かいます。目的はシグナルの謎を解明し、広大な極地で数々の冒険を繰り広げること。

プレイヤーが足を踏み入れる南極は、「地球上でもっとも幻想的で過酷な場所」として描かれており、美しい雪原と苛烈な環境が隣り合わせに存在します。静謐さと残酷さのコントラストが、他のサバイバルゲームにはない独特の雰囲気を醸し出していました。

ぽよよ
未来の絶望的な地球と、希望を探しに南極へ向かうという設定がとてもドラマチックです!
「ただのサバイバル」ではなく、人類の最後の光を求める物語として描かれている点に強く惹かれました!

『南極計画』の序盤をプレイして感じたこと

『南極計画』の序盤をプレイして感じたこと1
実際にプレイして最初に感じたのは、エネルギー管理のシビアさでした。

プレイヤーは常にエネルギー残量に注意しながら、迅速に木材などの素材を集めていく必要があります。少しでも油断してぼーっとしているとエネルギーが減っていき、あっという間に力尽きてしまうのです。

素材収集と合わせて体験できたクラフト要素も面白さのひとつでした。高い場所に登る際には木材を組み合わせてボックスを作り、足場として利用するなど、工夫しながら探索を進める楽しさがあります。

『南極計画』の序盤をプレイして感じたこと2

さらに印象的だったのは、動物とのふれあい要素です。急な猛吹雪を建物で防ぐだけでなく、ペンギンを抱えて暖を取るといったユーモラスで可愛い演出がありました。

また、狼に乗って移動できる場面もあり、厳しい南極の冒険にちょっとした癒しや爽快感を与えてくれます。

今回はのんびり探索していたこともあって、残念ながら最後まで進めずに力尽きてしまいましたが、正式版ではぜひクリアまで挑戦したいと思える体験でした!

ぽよよ
クラフトや動物との交流でホッとしつつも、常にエネルギー管理に追われる緊張感があります!
南極という舞台ならではの“厳しさと癒しの共存”を味わえるのが、このゲームの大きな魅力だと感じます!

『南極計画』の魅力的に思えた点

『南極計画』の魅力的に思えた点
短い試遊の中でも、『南極計画』には心を惹かれる要素がいくつもありました。

まずはやはり舞台設定の独自性です。「地球上で最も幻想的で過酷な場所」として描かれる南極は、雪景色の美しさと命を脅かす厳しさが同居しており、プレイヤーを強烈に引き込みます。サバイバルゲームで南極を正面から舞台に据える作品は珍しく、その一点だけでも強い個性を放っています。

次に挙げたいのはシビアなサバイバルとユーモラスな動物要素の共存。資源を集め、エネルギーを管理しながら生き抜く緊張感がありつつも、ペンギンを抱えて暖を取る、狼に乗って駆けるといった場面があることで、過酷さの中に「癒し」と「楽しさ」が混ざっています。この緩急が、他にはないプレイ体験を生み出していました。

そして最後に、選択が物語を左右するシステム。パンフレットでも「プレイスタイル別の楽しみ方」として、スピードクリア・動物とのふれあい・真相解明など、複数の遊び方が提示されていました。プレイヤー自身の行動で物語のテンポや結末が変わっていく点は、繰り返し遊ぶ動機にもなりそうです。

ぽよよ
ただ生き延びるだけじゃなく、自分のプレイスタイルで楽しみ方が変わるのが面白かったです。
サバイバルの緊張感と、動物たちとの交流の可愛さが同居していて、「またやりたい!」と思える魅力がありました。

発売が楽しみなサバイバルアドベンチャー

発売が楽しみなサバイバルアドベンチャー
『南極計画』は、短い試遊の中でも南極という唯一無二の舞台設定や、サバイバルと動物との交流が同居するゲーム性で強い印象を残してくれました。

エネルギー管理に追われる緊張感と、ペンギンを抱いたり狼に乗ったりといった癒し要素のバランスは、他のサバイバルゲームにはない独特の魅力です。

また、選択によって物語が分岐するシステムも示されており、プレイヤー自身の行動で冒険の形が変わる「自分だけの南極譚」を体験できそうです。

配信は2025年冬予定。リリースまではそう遠くなく、今回の試遊を通して「製品版で最後までプレイしたい」と強く感じました。

続報を楽しみに待ちつつ、正式版でどのような物語と冒険が描かれるのか今からとても楽しみです!

ぽよよ
序盤だけでも“過酷さと癒しの両立”が体感できる作品でした!
冬の配信が本当に待ち遠しいです。南極での冒険をぜひ皆さんにも味わってほしいです!